50代女性直腸がん(術後人工肛門)の障害厚生年金2級の認定事例です。

50代女性直腸がん(術後人工肛門)の障害厚生年金2級の認定事例です。
認定結果 障害厚生年金2級15号

障害種別 その他の障害 病名 直腸癌術後人工肛門 50代女性

その他  排尿障害があって残尿症状が持続しているため自己導尿している

直腸がん(術後人工肛門) 障害種別 その他の障害
病名 直腸がん(術後人工肛門) 
50代女性 認定結果 障害厚生年金2級15号
その他 手術後に尿意がなくなり自己導尿が必要と診断された。

 

<相談経緯>  

人工肛門を造設したので障害年金の請求をしたいと電話で相談がありました。人工肛門造設後6ヶ月を経過していたのですぐ請求できるため面談しました。

<症状経過> 

お尻に違和感があった。だんだん大きくなり出血するようになった。出血するのは痔と思って仕事には普段通り出勤していた。

痔の出血と思っていたので痔の手術で有名な病院を受診して内視鏡検査をした。

検査の結果、直腸の出口肛門部に腫瘍があるということがわかった。

大きな病院を紹介され受診し 直腸の腫瘍切除、小腸に一時的ストーマを造設した

術後は仕事を休み自宅療養をした

検査入院をして腫瘍切除部分が治癒したので一時的ストーマを閉鎖した

体力が回復してきたので仕事復帰した

再検査で再発が判明し腫瘍が大きかったので小さくして切除するため抗がん治療をした。

人工肛門を造設しマイルズ手術を行った 。手術後に尿意がなくなり自己導尿が必要と診断された。

人工肛門造設後も抗がん治療を継続している。術後6ヶ月を経過しても自己導尿を継続している。

 

<今回の感想>

障害認定基準によると人工肛門増設は術後6か月を経過した日に3級に認定されることになっています。 

人工肛門を造設しかつ完全排尿障害(カテーテル留置または自己導尿の常時施行を必要とする)状態にあれば2級に認定されることになっています。

この方は障害年金の請求書提出時には人工肛門を造設し、さらに排尿障害で常時自己導尿をしていたので2級に認定されました。 

排尿障害については決定通知が届くまでに少し改善されて常時ではなく不定期に自己導尿をするようになりました。今後症状が悪化して常時自己導尿に戻る可能性もありますが、今回は3年有期認定になったので3年間は2級の年金が保証されます。おかげで年金生活者支援給付金も受給できました。

 

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