50代男性知的障害の認定事例です

投稿日: カテゴリー: 知的障害障害年金請求

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知的障害

障害種別 精神の障害
病名 知的障害

50代男性

認定結果 障害基礎年金2級
その他 50歳まで未請求

 

<相談の経緯>

年齢が50歳近くになり親も高齢になったため、親が心配になり障害年金の請求を考えて年金事務所で相談した。

書類一式をもらって病院で診断書を書いてもらったが、診断書の内容が本人の状況と違っていて心配になり当センターに相談があった。

始めに両親から日常生活の状況等を引き取り、診断書訂正依頼を作成した。訂正依頼書には診断書の日常生活状況のチエック事項をご本人の状態に対応するよう変更、IQ がWISI-Ⅲ検査 で61となっていたため知的障害者更生相談所の鈴木ビネー式検査では46だったので鈴木ビネー式に合わせて訂正していただくよう記載した。

ご本人の受診日に病院に同行して主治医に訂正依頼書を渡し内容について説明をした。

年金事務所に書類提出後、病院のソーシャルワーカー様から社会保険事務局から照会文書「診断書で知的障害中等度と記載されているがその症状と生活障害との関係について具体的に表示してください」が来たという相談があった。

この文書照会は診断書の現在の状態像の記載が簡単だったための照会と思われた。

回答の記載内容について当方の考えをお伝えし記載していただくようお願いをした。

その結果予定通り2級の認定があった。

<症状経過>

幼少期 の這い這いや言葉は遅かった。おしめは4歳ころまでしていた。保育園では落ち着きのない子だった。

小学校は1~2年は普通学級、3~6年は特殊学級に在籍した。

中学校は特殊学級に在籍をした。

高校は農業高校に進学、真面目に通学はできたが成績は住所氏名が書ける程度であった。 高校卒業後は自宅の農業の手伝いをした。

自分一人ではできないため親の指示で農作業をしていた。

<今回の感想>

診断書の訂正依頼では日常生活状況について医師の聞き取り不足を補足して訂正依頼をしていたが、状態像のような症状の記載についても記載不足と思われる場合は、追記依頼をする必要があった。

 

ドクターが統合失調症やうつ病のような成人の精神疾患が専門の方で知的障害のような分野に詳しくなかったため診断書の記載に問題があった。

知的障害や発達障害のような二十歳前障害については小児専門のクリニックを受診しているのが望ましい。

今回は障害年金請求のため最寄りの地域で一番大きな精神科病院を受診していました。残念ながらこのような病院には知的障害や発達障害に理解のあるドクターがいません。

知的障害・発達障害の方は、遅くとも支援学校等に在籍中に知的障害や発達障害に理解のあるクリニックを、受診して20歳からの障害年金の請求に備えるようにされることをお勧めします。

知的障害の障害年金請求は岡山障害年金請求サポートセンターにお任せください。

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