子宮頸がん・肺転移 診断書を書きなれてない医師の診断書で不支給 再請求で3級認定

投稿日: カテゴリー: ガン障害年金請求

子宮頸がん・肺転移 診断書を書きなれてない医師の診断書で不支給 再請求で3級認定

 

障害種別 その他の障害 病名 子宮頸がん・右肺転移      

40代女性 認定結果 障害厚生年金3級

大病院の障害年金の診断書を書きなれてない医師の診断書で不支給

 

 

 

 

子宮頸がん

右肺転移

障害種別 その他の障害
病名 子宮頸がん 右肺転移
40代女性 認定結果 障害厚生年金3級
その他 自分で請求して不支給
<相談経緯>

 悪性新生物で障害年金を自分で事後重症請求し不支給になり審査請求の相談があった。

面談し診断書を見せていただくと障害年金が受給できるような内容ではなかった。

障害年金請求の経緯は癌で地域クリニックと大病院を受診していて地域クリニックのドクターに3級に該当するので大病院で相談するよう言われた。

大病院のソーシャルワーカーに相談すると地域クリニックに紹介された大病院の医師に診断書を書いてもらうのがいいと言われた。

出来上がった診断書の記載にソーシャルワーカーも不満を感じて「ドクターに指示はできない。このドクターは障害年金の書類を書くのが不慣れ。これでダメなら地域クリニックに書いてもらう方法もある」と言われていた。 その結果不支給になり当センターに相談があった。

審査請求しても支給される可能性は少ないため、3級に該当すると言われた地域クリニックのドクターに診断書を書いていただき再請求することとした。

<症状経過>

整理が長く続き心配になって産婦人科を受診しホルモン治療をして止血した。

約半年後に不正出血が続いたので橘産婦人科を受診した。子宮がん検診を受診。子宮細胞診(スメア方式)はNILMで異常はなく、精密検査は不要の結果だった。

半年後に大量に出血したため橘産婦人科を受診。

1年4カ月前と比べて子宮頚部が大きくなっていて、非常に出血が多く、表面の炎症が強い状態だったので、子宮頸癌の疑いで大病院を紹介され受診して子宮頸癌と診断された。6月12日広汎子宮全摘術+両側付属器摘除+骨盤リンパ節郭清。

全28回の放射線治療開始。副作用で悪心、嘔吐、倦怠感。疲れやだるさもありほとんど横になって過ごす。食欲がなく10キロ近く痩せたため体力がなくなり短い距離(家の中、院内)しか歩けない。

半年後CT検査、肺に小結節が出現、肺転移の疑い。

抗ガン剤治療 dose dense TC 6コース施行 。

脱毛、倦怠感、悪心、嘔吐、ほとんど横になって過ごす。買い物は宅配。

地域のクリニックで温熱療法開始。息切れで階段を上るのに時間がかかりしんどい。

半年後CT検査で肺病変は縮小、貧血が酷く輸血。眩暈、眠気、味覚が分からずあまり食べられない。 

3カ月後CT検査で肺病変は縮小したままで増大なし。

半年後 CT検査、肺転移判明 1か月後胸腔鏡手術。

退院後、足、脚の付け根、指先痺れ、背中、鎖骨、肩痛み(湿布を貼る)、膀胱の痛み、排尿障害、傷の痛み、足のむくみ、腰の痛み、めまいなどの症状が続いている。

<今回の感想>

大病院を信頼し診断書作成依頼をしたが、詳しい自覚症状の聞き取りもなく書かれた診断書は、病状を反映してない診断書だった。ソーシャルワーカーも内容不足と言っていた。

再請求に当たっては地域のクリニックのドクターに診断書作成依頼書を作成してお願いした。

子宮癌の請求には「その他の障害用診断書」を使用します。記載する内容は自覚症状と他覚的所見がメインです。

最初の診断書は自覚症状が「手足のしびれ、こわばり、痛み、残尿感、倦怠感」の18文字。他覚的所見は「なし」でした。この内容では到底障害年金に該当するのは望めません。

地域のクリニックのドクターへの診断書作成依頼書には自覚症状を詳しく記載し書いていただくようお願いした。 診断書の欄いっぱいに詳しい自覚症状と他覚的所見も書いていただきました。

病歴就労状況等申立書には診断書には書ききれてないガンが発見されてから今までの治療の経緯や投薬に伴う副作用でどのようなことに困ったか、食事や清掃等の日常生活での困っていること、通院時の苦労、普段あった痛みから困ったことなどを書きました

私の旧社会保険庁で障害認定の事務をしていた時の経験では、病歴就労状況等申立書が審査決定への影響は診断書9割・申立書1割です。

申立書もポイントを押さえた充実したものを提出すれば受給につながります。

その結果は3級認定でした。

 

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