人間ドックのお勧め
会社を辞める前には人間ドックを受信しましょう。
異常が発見されたら障害厚生年金を受給できます。
定年前に会社を辞める理由は解雇されることもありますが、自己都合や体調不良やメンタル関係が多いと思います。
体調不良やメンタル関係で退職を考えている方は退職する前に人間ドックやメンタルクリニックを受診することをお勧めします。
障害年金は病気とか怪我で初めて医師の診察を受けた日(初診日)に加入していた制度から支給されます。
初診日が会社勤め中で厚生年金加入中であれば障害厚生年金、退職後の国民年金加入中だったら障害基礎年金の受給になります。
初診日によって受給できる障害年金の種類が違うので初診日がすごく重要になってきます。
会社の健康診断や人間ドックで異常があって要再検査の指示があって再検査を病院等で受診した場合は、健康診断等の日が初診日となります。
人間ドックなどで要再検査の指示があっても再検査を受診しないで放置していて、その後に、体調不良となって受診した場合はその受診日が初診日となります。
健康診断等を受けた後で会社を辞めていた場合は、退職後でも健診結果を持参して再検査を受けていれば厚生年金加入中の初診日で障害厚生年金が受給できます。
受診しないでいてその後体調となって受診した場合は国民年金加入中の障害基礎年金になります。
障害基礎年金の年金額(平成29年度価格)
障害基礎年金は定額で2級が老齢基礎年金の満額と同額で、1級は2級の1.25倍です。
【1級】 974,125円+子の加算
【2級】 779,300円+子の加算
子の加算 第1子・第2子 各 224,300円 第3子以降 各 74,800円
子とは次の者に限ります。
・ 18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子
・ 20歳未満で障害等級1級または2級の障害者
障害厚生年金の年金額(平成29年度価格)
障害厚生年金は老齢厚生年金の報酬比例の計算方法で計算します。
【1級】 (報酬比例の年金額) × 1.25 + 〔配偶者の加給年金額(224,300円)〕
【2級】 (報酬比例の年金額) + 〔配偶者の加給年金額(224,300円)〕
【3級】 (報酬比例の年金額) ※最低保障額 584,500円
報酬比例の年金を計算する被保険者期間が300月(25年)未満の場合は300月として計算します。
障害厚生年金の1級と2級には障害基礎年金が併せて支給されます。障害厚生年金には3級もあり国民年金の障害基礎年金に比べるとすごく有利な年金です。
定年退職や何らかの事情で退職する場合は退職前に自費でも人間ドックを受診して体をチェックして再検査の指示があれば必ず検査受診することをお勧めします。
要再検の指示があっても受診しないケースが多いのは糖尿病関係です。体の不調を感じるようになった時は相当に症状が進行しています。
血糖値が高くて要再検の指示があったら受診することをお勧めします。
頭痛がする、体がだるい、めまいがするなどの症状で内科医院を受診してもどこも異常が発見されなくて、体調不良で退職して、国民年金加入後に、メンタル関係の医院を受診してうつ病と診断されるケースがよくあります。
このような場合は退職前に受診した内科医院の初診日がうつ病の初診日になります。国民年金加入中にうつ病と判明しても厚生年金加入中の内科医院の初診日で障害厚生年金の請求ができます。
その他の病気で国民年金加入の初診日と思っていても、厚生年金加入中に受診した医院を初診日にできることもあります。年金事務所や年金相談センターで相談する前に当センターにご相談ください。
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